れいほく牛あのブランド和牛の故郷は、苓北町!

苓北町では、子牛の飼育が盛ん。
ここから、全国のブランド牛となる元気な子牛たちが、旅立っています。

健康な母牛から生まれた
子牛を強く元気に育てています



高道修二 さん
(たかみち しゅうじ)

 
 
お腹の中からしっかり管理
 
 
 天草は、熊本県の黒毛和牛発祥地。苓北では現在、74戸の繁殖農家があり、天草畜産農協で隔月に行われるせりには、全国から肥育農家などが購入に訪れます。
肉牛となる牛の品質は血統で決まるので、私たち繁殖農家の役割は、その血統が持つ能力を最大限に活かす繁殖を行うこと。生まれた後だけではなく、母牛のお腹の中にいる時からしっかりと母牛と子牛の健康管理をしています。
 
 
ストレスのない環境に心くばり
 
 
 子牛は、約9カ月まで育てます。生まれてからすぐの環境や餌は成長に大きくかかわりますので、牛同士のケンカ防止や病気予防などを徹底。牛舎に音楽を流すなど、ストレスをかけないよう育てています。餌の粗飼料は地元でとれたものだけ。そのほかの飼料も農協で決められたもののみ与え、記録もきちんと行います。牛舎は一日に3回清掃し、排泄物は苓北町のたい肥センターでたい肥にされ、町の循環農業にも役立っています。
 私が繁殖させた黒毛和牛が全国で元気に育ち、消費者のみなさんに喜んでいただけるよう考えながら、毎日がんばっています。
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