みかん潮風と太陽が育てる、風味ゆたかな逸品

JAれいほくのみかんは、海と太陽が育てた、あまーいみかん。天草の特産品の一つです。ひと房ひと房がしっかりと甘い、コクのある甘さが特徴です。

子どもを育てるように大切に、
大切に栽培しています


山下弘喜さん
(やました ひろき)

 

太陽と潮風を浴びて甘くなる


一年を通して温暖で霜が下りず、降水量も適度な苓北町はかんきつ類の栽培が盛ん。私の農園でも多品種を育て、年間約70tを出荷しています。出荷は、「極早生みかん」の9月から、収穫時期が遅い「あまくさ晩柑」の5月くらいまで。有機肥料を使った土づくりを行い、太陽と潮風をたっぷり浴びておいしくなるよう、露地栽培で育てています。また、食味にこだわり、完熟させてから収穫・出荷を行います。
 

手間ひまがおいしさの秘訣



多品種のかんきつ類の中でも人気なのが、「越冬袋掛けみかん」。11月くらいに寒さ対策の袋掛けを行い、収穫期まで「越冬」させ完熟させます。小ぶりなみかんで皮が薄く、酸味が少なくて果汁がとても濃厚。首都圏では、十年以上ブランドみかんとして人気を得ています。袋掛けし、寒害や鳥害を受けないよう慎重に育てるのは手間ひまのかかる作業ですが、それだけ手をかけることがおいしくなる秘訣。風光明美な苓北町で、子どもを育てるように大切に育てています。どのかんきつ類も香りや味は抜群ですので、ぜひ食べてみてください。
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