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令和5年度産 冬レタス販売結果
JAれいほく 2024/04/18

 令和5年産レタスは、天候にも恵まれ、播種から定植まで順調に作業が進みました。年内の11月出荷に関しては、昨年より小玉傾向で生育も緩慢となりましたが、12月には降雨も潤沢にあり、気温も高く前進傾向で生育は進みました。生育前進により圃場廃棄等が心配されましたが、生産者個々の作付け計画の見直しにより圃場廃棄はほぼ見受けられませんでした。
 年明けについても、暖冬傾向で2月には5月並みの気温に達する日もあり、降雨も長く続き品質低下に繋がる状況となり圃場廃棄も発生しました。また、全体的に前進傾向で例年より10日から2週間ほど生育が進み、3月上旬には、ほとんどの生産者が出荷を終えることになりました。
 販売については、秋産地の残量が多少影響したため、出始めこそ安かったものの、11月下旬頃から本格的に冬産地へと切り替わり、前年度厳しかった年内に比べ、本年度年内は安定した単価で取引されました。年明けもしばらくは高値で推移していましたが、全国的に野菜全体の消費が鈍く、また、後続産地の前進化で出荷量も増え、徐々に単価も下落し出荷数量、販売金額、販売単価の全てにおいて前年を下回る厳しい販売結果となりました。

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